いつからでも遅くない、塾に行くより成績がアップする方法

こんにちは。

読むと何かが楽になるブログを書いているazumiです。

この記事は、我が家の子供たちが塾なしで自ら進んで学び、有名難関志望校に合格できた事実から、子供も親もストレス少なく「学ぶ」ことに前向きになるにはどうしたらよいか書いています。

書籍等でも「塾なしで東大合格!」といった情報はたくさんありますね。

お子様の成績に悩まれていて、そういう本を読まれている方もいらっしゃると思います。

この記事では我が家のリアルをお伝えしますので、参考にしていただければ嬉しいです。

我が家の二人の子供は塾に通わず、難関進学高校に合格しました。

私立高校も難関特待コースに合格していました(北海道では公立に行くことが多いので公立を選びました)。

二人とも、月間「ポピー」という学習教材を使用し、定期的に塾に通ってはいませんでした。

※長女は高校3年の夏期講習のみ受け、塾の自習室を使用していました(夏期講習を受けた場合、卒業まで無料で自習室を使えるということで受講させました)。次女も利用する予定です。

高校は東大・京大レベルを目指す子が多くいる進学校、大学は東大・京大と同レベルの大学です。

ママ友や主人の同僚、義理の両親にも「塾なしでどうやって勉強していたの?」と聞かれます。

特別なことはしていない、というのが答えなのですが、それでは何も伝えられないので、我が家で気を付けていたことを書いてみました。

東大や京大でなくても、子供が「通いたい!」と思う学校に塾に通わせることなく合格してくれたら素晴らしいと思いませんか?

私の周りでも、成績がよくないからと、子供が望むわけでもないのに塾に通わせている例を見聞きします。

それで成績が上がって、希望の高校に合格するならよいのですが、高額な授業料を払って、結局行きたい高校には行けない・・・ということもあるようです。

成績が悪くて三者懇談に行くのが憂鬱・・・という話もよく聞きます。

この記事を読んで、我が家の子供たちがなぜ塾に通わずに勉強して成績を上げることができているのかを知っていただきたいです。

そして、ご両親の考え方、子供への接し方が変わることで、子供が自ら進んで学習するようになると思います。

親の毎日の言葉がけや行動で、子供のモチベーションは大きく変わります。

一人でも多くの子が、自らの意志で学習に取り組み、志望校に合格するという肯定的経験をしてほしいです。

そしてその後、よりよい人生を歩めますように。

塾に通う理由・時期

なぜ、塾に通うのでしょうか。

学校の授業だけでは勉強がわからないから補うということでしょうか。

しかし、本来、学校の授業だけでわからなくなるということはないはずです。

本人のやる気がない、部活等で疲れていて授業をしっかり聞いていない等、原因を把握して改善する方法を考える方が必要ではないでしょうか。

原因を考えず、安易に塾で補おうとする人が多いと思います。

小学校3~4年生くらいから、徐々に塾に通わせる親御さんが増えてくるようです。

「いつも100点だったのに、漢字の小テストで50点をとってきた・・・」

「1年生のときから90点以下はとったことなかったのに、3年生で急に70点台をとってきて驚いている。」

など、お子さんの学力に差が出てきて不安になる時期なのかもしれません。

また、小学校までは普通に勉強できていたのに、中学校に入って急に成績が下がってどうしたらよいかわからない、という話もよく聞きます。

中学校の成績が悪くて、三者懇談が憂鬱だわ・・・。

勉強方法がわからないみたい。

そのため、慌てて塾に通わせる、ということが多いようです。

中学3年生くらいになると、ほとんどの子が塾に通っているようです。

みんな通っているから、という理由で通っている子も少なくないようです。

ただ、そんな理由で通わせるほど、安いものではないようです・・・。

では、どのくらい塾はお金がかかるのでしょうか。

小学校の塾費用

  • 年間費用 約20~50万円
  • 月額費用 約1.5~4万円
  • 小学校低学年では費用が低く、高学年になると中学の勉強への備えや中学受験を目指すために費用が増加することが多いようです。

中学校の塾費用

  • 年間費用 約30~70万円
  • 月額費用 約2.5~6万円
  • 中学3年生になると高校受験に備えるため、費用が増加する傾向があります。特に受験対策の講座や毎月のようにある模試代が加算されることが多いようです。難関高校を受験する場合、特別対策合宿があったり、さらに費用がかさむ傾向にあります。

高校の塾費用

  • 年間費用 約40~100万円
  • 月額費用 約3.5~8万円
  • 高校の塾費用は1教科でもかなり高額になりますが、大学受験を目指す高校3年生では、特に費用が高くなる傾向があります。各進路に特化したコースが様々用意されているようです。予備校に通う場合、さらに費用がかかることが一般的です。
  • 夏期講習や冬期講習: 通常の月額費用とは別に、夏休みや冬休みの特別講習の費用がかかることがあります。これらの費用は数万円から十数万円程度が一般的です。
  • 模試代: 模擬試験の費用も別途発生します。模試代は1回あたり数千円から1万円程度です。

これらの費用はあくまで平均的な目安です。地域や塾の規模、・受講する科目数・授業内容によって変動します。実際の費用を知るためには、各塾に問い合わせて詳細を確認する必要があります。

子供が自ら学ぶようになるには

では、塾に通うことなく、子供がよい成績をとるにはどうしたらよいのでしょうか。

天才の子でない限り、当然、自ら進んで学習することが必要になります。

我が家で特に気を付けていたことは、以下の5点です。

①「やらされている」という感覚ではなく、自ら「やらなければ」「やりたい」と思うような思考に導く

例えば何かのきっかけで「医者になりたい!」と思っても、その時になって学力不足では、道が閉ざされてしまいます。自分の目指す道を考えるとき、成績がいいほうが学校・進路を選びやすいということを普段から教えるようにします。

②「自分はできる」という感覚を持たせる

「やれば必ずできるよ」など、できたことをほめて伸ばすようにします。つい、できなかったことに目を向けてしまいがちですが、80点なら、20点も落としたではなく、80点もとれた、と思えるようにします(もちろん落とした20点の原因も考えます)。

③時間と環境を確保してあげる

厳しいようですが、小学生からスマホを持たせて自由に使わせているようでは、スマホ依存に近い状態を作ってしまっています。我が家では高校生から、部屋には持ち込まない、というルールで使用させていました。自制する能力がまだ育っていない子供に、大人が作った楽しいものを与えておいて、勉強しなさいと言ってもするはずがありません。

④できる協力はする

我が家では、歴史の年表を作ってリビングに貼ったり、化学の元素表を作成して貼ったりしていました。親が進んで協力することで、子供もやる気になると思います。

⑤気持ちを認めてあげる

我が家では、勉強して、よい成績を保つことを望むけれど、もしも、本気で「ミュージシャンになりたい」と言うなら、よく考えるように促すけれども、認めないわけではないよ、と伝えていました。認めてもらえている、という安心感が、ポジティブな考えに結びつき、結果的に自主的に自分の将来を考えてがんばるようになると思います。

まとめ

もし、小学校から高校まで塾に通わせるとすると、少なく見積もっても合計で100万円以上かかることになります。これにさらに、送迎にかかる費用や、時間によっては食事代等がかかり、多ければ200万円~300万円かそれ以上になります。

小学生であれば、まだまだ遊びたい時期に、お友達との時間を削って高額な塾に通わせるというのも酷な話です。

大切な時間を削って塾に通い、成績が上がるならよいのかもしれません。しかし、せっかく通わせても、ちっとも成績があがらない、お金と時間の無駄使いになっている、ということもよく聞きます。

それは、「やらされている」感が強いからかもしれません。塾自体が悪いわけでは決してなく、お子さんが自ら自分の学習の不足を補いたくて通うのであれば、もちろん有効だと思います。

しかし、成績があがることを期待して、親御さんの命令で塾に通っているような場合、成績向上はあまり望めないと思います。なぜなら、本人に「やる気」がないからです。

自ら学ぶ力を育てて、効率よく勉強できるスキルを身に着ければ、塾に通わなくても成績が安定し、時間もお金も余裕ができます。

お子さんの成績が安定していれば、当然通知表の評価もよくなり、3者懇談が憂鬱になることもなく、お子さんも親御さんもストレスが減ります。

とくに幼少期からのマインドの育て方が大事です。

自ら学んで「勉強しなさい!」と言わなくても志望校に進んでいけるように、大切なお子様を方向づけてあげましょう!!

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