こんにちは。
読むことで誰かの心が少しでも楽になるようにと思ってブログを書いています、azumiです。
今回は、「オクトーバー セオリー(October Theory )」についてです。
直訳すると「10月理論」となる「オクトーバー セオリー(October Theory )」。
モチベーション界隈ではトレンドになっていると言われていますが、皆さんはご存じでしょうか。
この記事では「オクトーバー セオリー(October Theory )」とは何か、どのように活用することができるのかについて書いていきたいと思います。
「オクトーバー セオリー(October Theory )」とは
直訳すると「10月理論」となりますが、簡単に言うと
「1年最後の3か月で人生を好転させることができる」という考え方です。
10月ともなると、年の初めに決意したことや、今年こそはやりたかったこと等、「あーまた今年もできていないなぁ・・・」と、1年が終わってしまった感で諦めの気持ちが出てきてしまいます。
しかし!ちょっと待ってください。
まだ3か月あります!
この記事を書いているのは10月末なので、正確には2か月と1週間あります。
1か月30日としても、30×2+7で67日。
これを、もう終わった、と諦めてしまうのはもったいない話です。
大切なのは、現状をそのままにしないでとにかく始めること!です。
では、具体的にどのようにモチベーションをあげて行動していくとよいか説明していきますね。
10月 最後の数日 自分と向き合う!
まずは、これからの1週間を使って、「もう少しできたかもしれない」、と思うことと向き合ってみましょう。
自分を責めないようにしながら、書き出してみます。
このとき、レッテル貼りをせず、考えすぎないようにします。
できなかった理由を考え、何が「妨げ」になったのかを考えます。
例えば減量をしようと思っていいたのに全く体重が減っていないとします。
2024年のお正月、意気揚々と「今年こそは50キロを切るぞ!」なんて目標を立てていたのに、実際は1キロも減っていない・・・。
でも、ここで諦めてはまた2025年のお正月に同じことを思い描き、同じ体重のまま(もしくはもっと増量して!)2026年を迎えることでしょう。
なぜ、できなかったのか。
その「妨げ」を確認してみましょう。
ストレスで甘いものを辞められなかった。
職場まで一駅歩こうと思っていたのに、冬は寒くて、夏は暑くてちっともできなかった。
ジムに通うおうと決めたのに、忙しくて会費だけ払っていた・・・。
等、内省することで、原因を見極めます。
まずはここがスタートです!もう一度スタートするのです!!
11月 目標を定める!
10月に時間をとって内省したら、11月には目標や願望を再確認しましょう。
ここで重要なのはSMART目標として、無理なく着実に取り組めるように再設定することです。
SMART目標とは・・・
Specific 具体的で
Measurable 測定可能で
Achievable 達成可能で
Relevant 適切であり
Time-bound 期限がある
まず、「Specific 具体的で」とは、
減量で言えば、2キロ減らしたいのか、5キロ減らしたいのか、といった具体的数字。
そのためには何を変える必要があるのか、例えば甘いものを減らすために買うのをやめるとか、必ず一駅歩くように定期を一駅先で買う、といった具体的行動を決めるということです。
次に「Measurable 測定可能で」とは、進捗を把握するために必要なことで、
減量で言えば、毎日の計測や、食事内容の追跡等です。
「Achievable 達成可能で」とは、つまり、むちゃな目標ではなく、「ゴルディロックスゾーン」(難しいが十分達成できる範囲)に目標を設定することです。
減量で言えば、年末までに10キロ減らす等無理な数値ではなく、1か月に3キロ等、現実的にライフスタイルやスケジュールを考えて達成可能な目標を設定することです。
「Relevant 適切である」、とは、目標が本当に自分の価値観に合っているか、達成する価値があるか、自分に納得させることができるかをよく考える必要があるということです。
減量で言えば、本当に痩せることに意味があるのか、自分が痩せて得るものは何かを考え、努力をしてでもそれを手に入れたいと思えるか、をしっかり考えるということです。
「Time-bound 期限がある」、これは文字通り、期限を設けて、軽い切迫感を与え、かつ燃え尽きないようにするにはどういう目標がいいかを考えることです。
1週間に0.5キロなど、無理なく継続して続けられ、達成感も得られる目標を考えましょう。
こうしてじっくり考えた目標をできるだけ早く実行していきましょう。
12月 目標を習慣に変える努力をする
11月にたてたSMART目標をもとに、フロー状態を維持して、習慣化を目指しましょう。
フロー状態とは、適度な困難を感じつつ、現在の活動に集中しているときに生じる没入した快い精神状態のことを言います。
人はあまりに遠い目標より、ある程度先が見えるほうが頑張れるものです。マラソンも、遠すぎてゴールが見えないより、少し頑張ればゴールが見えるような状況のほうが頑張れると思います。
オクトーバー セオリー の素晴らしいところは、終わり(実際は終わりではないのですが)が近くて頑張る期間が短いように感じるところだと思います。
今年の終わりまで頑張ってみよう、とゴール(年末)が見えることで努力を続けることができ、ここで習慣化することができれば、来年以降も続けられます。
しかし、すぐにできなくても自分を責めることなく、時間がかかることも受け入れましょう。
そうやって地道に努力すれば、新しい年がくるころには、自分の進捗を祝福できるでしょう!!
他の人が、ようやくスタートラインに立つのを尻目に、颯爽とはるか先を駆け抜けている自分を想像してみてください!!
まとめ
オクトーバー セオリー とは、今年もできなかった、と諦めてしまいがちな目標を、ここから年末までの3か月に再確認してやり直し、来年のスタート時にはアドバンテージがある状態を作ることを指します。
そうすることで自己肯定感が増し、これからの人生がポジティブで素晴らしいものにシフトしていくことでしょう。