冷蔵庫内がごちゃごちゃしていて何があるかわからない、ということはありませんか?
冷凍庫からいつのものかわからない刻み葱のミイラが出てきた。
野菜室の下の方でキューリがどろどろに溶けていた。
こんなことが起きていませんか?
食品を腐らせて捨てるということは、お金を捨てていることと同じです。
食べると思って買ったのに、キューリ1本50円として、50円玉をごみ箱に捨てているのです。
お金ももったいないですし、なにより作ってくれている生産者の方に申し訳ないですよね。
捨てるためのものを一生懸命作っていたなんて・・・。
最近、物価が高くなって、先日まで100円で買えていたものが150円もすることも珍しくありません。
食費が1.5倍になってどうしよう・・・と嘆くなら、ロスをなくして買う金額を抑えることができればよいのです!
冷蔵庫内を整理して、食品ロスを減らし、物価高に対抗しましょう!
※もともとロスなんてないという方は違う方法が必要ですが・・・。
我が家の冷蔵室事情公開
我が家では、食品を腐らせて捨てる、ということはほぼありません。
必要な分を購入し、常にどこに何があるか、把握できるようにしています。
また、定期的に庫内に残っているものを使用して献立を考えるようにしています。
家庭によって常に冷蔵庫内のスペースを占有するものは変化しますが、庫内がスッキリ整頓されていれば、食品ロスは減らせると思います。
庫内の整理には、100円ショップ等のかごがおすすめです。
用途ごとや、分類ごとにまとめておくと、取り出しやすく、中身の確認もしやすくなります。
我が家の冷蔵室を参考に、一例をご紹介します。
我が家の冷蔵庫は上段が両開き冷蔵、その下に氷引き出しと急冷引き出しがあり、その下段が引き出し冷凍、最下段が引き出し野菜室です。
上段は左右ドアポケット、四段に分かれていて氷用水入れ、卵入れ、チルド室があります。
★最上段:使用頻度が低い、または長期保存可能のもの
●ナッツ類のかご
●お菓子作り関係のかごがあります。
お酒を飲むときにナッツ類をよく食べるのでひとまとめにしています(クルミ、ミックスナッツ、ピスタチオ、レーズン、ドライクランベリー、デーツ等)。長期保存可能なので多少忘れていても大丈夫です。
お菓子作りセット(小麦粉・ドライイースト・バター・ベーキングパウダー・アーモンドプードル・バニラエッセンス等)は、使用頻度は低めですが、まとまっていると取り出しやすく、残っている物の確認等もしやすいです。
★2・3段目:使用頻度やや高め・よく使うあまり賞味期限の長くないもの
●豆腐・こんにゃく・厚揚げ等
●チーズ類
●ゼリー類
豆腐や大豆製品は、毎日のお味噌汁やお弁当のおかずなどによく利用するので、スペースを確保しています。賞味期限があまり長くないので、よく目につくところがよいです。
チーズ類もよく利用します。ひとつのかごにまとめておくと賞味期限の確認や残りのチェックがしやすいです。
ゼリーは子供たちが好きなので、ひとつにまとめてスペースを確保しています。
★下段:賞味期限の短いもの・決まったルーティンで使用するセットなど
●ヨーグルト
●朝食で使うもの
ヨーグルトは賞味期限が短く、必ず毎日食べるのでスペースを確保しています。
我が家では「納豆・ごはんですよ・梅干し・食べるラー油等」を「ご飯の友」というかごに入れています。
以前は「パンの友」もありジャム、バター、コンデンスミルク等を入れていましたが、パンを食べることが少なくなったのでなくしました。
中段と下段の空いたスペースに、作り置きのおかずや、その日に使用するお肉やお魚などを入れています。ここが一番目に入りやすく使いやすいスペースだからです。
ドアポケット
右:飲み物・使用頻度の高い調味料
●牛乳・豆乳・醤油・マヨネーズ・薬味等
左:使用頻度低めの調味料
●ソース・カレー粉・レモン汁等
ご家庭によって使用頻度、毎日食べるものは違いますので、上記を参考に分けて整理してみてはいかがでしょうか。また、ライフスタイルに合わせて、ときどき見直すことも必要です。
まとめ
冷蔵庫内の整理は、使用頻度や賞味期限によって分類し、かごでまとめることが効果的です。
常に庫内を整頓し、何が残っているかを把握することで、食品ロスをなくし、食費の無駄をなくすことができます。
必要なものだけを最小限購入して、物価高でもストレスの少ない家計にすることが可能です。